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飲む食うが大好きなメタボ店長です。お店で感じたことやどうしても書きたいことなどを綴って行きたいと思います。

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2009年12月

2009年12月27日 (日)

ようやく新酒の飲み較べでも

年末を向かえ、寒さが一段と(やっと?)訪れてきました。とは言え、ここ2日は何か暖かいのだが・・・。

日本酒業界はと言えば、続々と新酒が出荷され、何を選んで何を買えば良いのか悩みに悩む状況だ。更には冬は燗酒の季節、しっかり熟成された旨みのある日本酒もレパートリーが豊富である。

あれもこれもと手が伸びそうになり、非常に困る季節でもあり、とても楽しい時期でもある。前回は火入れの熟成香系の飲み較べをしてみたので、今回はチョット遅めですが新酒レポートをしてみたいと思います。

実は1週間前にレポートをしようとしたのですが、後に挙げる理由により一週ずれ込みました。

それではテイスティングです。

天青 特別本醸造 生原酒

12/7に搾った「天青」の一発目、店でも好評だった新酒です。個人的に気になったので少量買取り、楽しもうと思っていました。パッと広がる吟香が心地よく、練れた旨みが舌に広がる。アル添らしいキレが余韻を締めてまとめあげているが、喉に引っかかる余韻がマイナスです。抜栓半月以上経ち、味乗りが絶妙で旨いですね。

亀の海 特別純米 無濾過生

ここでまず、1週間飲み較べが延びた理由から。実は上述の「天青」以外は抜栓したてでのテイスティングでした。ところが流石「新酒」若さは隠しきれません。特段マズイわけではないのですが、「天青」と較べると味わいに明確な差があり、と言うか抜群の味乗りの「天青」には勝てない。と言うことで飲み較べを延期した次第です。

っで「亀の海」ですが、やや軽めな印象です。香りも綺麗だが控えめで、麹の香りも感じます。奥行きはあまりないが、酸が味を押し上げて舌に残る感覚がふくらみを演出しているようだ。含み香が鼻腔に抜けるときに微かに違和感を覚えます。

賀茂金秀 純米 生

この蔵らしく華やかな香りが酒をグラスに注ぐだけで立ち上る。新酒バナも心地よく、口に含むと軽い甘み、若い酸が瞬時にして絡み、ジューシーに仕上げる。酸が余韻を短く切りまとまりが良いが、全体としてはまだ味を引き出しきれていないといったところか。

白岳仙 純米 生

毎年1発目は吟醸で出してきていたが今年は純米。そういえば「ひやおろし」も本醸造から純米に変更されていた。純米比率を高めているのだろうか?
っで、まず香りをあまり感じない。糖っぽい甘さを想像させる匂いはあるが、立香という程ではないだろう。新酒らしく、若い含みを一瞬感じさせるが、すぐさま濃厚な味わいに沈み込んでいく。その切り替えの合間にこの蔵の特徴である木の様な麹香があり全体を複雑にしています。今までの「吟醸 新酒」のイメージがあるためか、やや不満足。完璧と思えた去年とは違った仕上がりになっています。

誉小桜 吟醸 生

既に生熟している印象。この酒は先週もあれ?新酒?っと思ったほど。それから常温放置1週間、味はやや濃くなった様にも思えます。新酒を飲んでいたからか、生熟が強く、立香に他のものを感じない。含みに若さ的なもの、酸が相次いで訪れ、濃厚な旨みが押し寄せる。ホントこれ新酒?絶対違うと思います。間違えて買ったしまった可能性ありです・・・。

開運 純米 無濾過生

香りは穏やか。ややアルコール感があるが優しい味わいだ。酸も主張し過ぎず若い味わいが全体を包み込む。バランスの良い仕上がりなのだが、苦味が邪魔、アルコール臭と相まって意識をすると逃れられなくなってしまう。美味いんだけどねぇ。


正に新酒色々ですね。個人的には「天青」「賀茂金秀」「開運」が好評価。そして「誉小桜」が新酒かどうか気になるところ・・・はずしてたりして・・・。

余談ですが今年の「三重錦」「宝剣」の新酒がメチャ旨いです。まぁ「宝剣」は毎年旨いので驚きはないのですが、「三重錦」・・・抜群に旨いです。甘みが優しく引き出されていて、酸が綺麗にハマっています。バランス良すぎです。こういう出会いがたまらなく嬉しいんですよね。思わず1升衝動買いしてしまいました。
すぐ無くなってしまい今日まで持たなかったことが残念です。

とにかく、今しかない新酒ラッシュ、是非々々皆さんも沢山飲んでみてください。もちろん、1年経ったお酒もまた味わい深いので、飲み比べてみるのもオススメです。

今夜はまだあまり酔っていないようですが、ダウンの予兆が現れてまいりました。もっと沢山飲みたいのですが、我慢しておきます。

それでは皆様、良いお年を!!

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