プロフィール

スタッフ

飲む食うが大好きなメタボ店長です。お店で感じたことやどうしても書きたいことなどを綴って行きたいと思います。

最近のトラックバック

もっとお店のブログを見る

« JAの集い 2010 | メイン | 静岡酒蔵訪問 2 »

2010年4月10日 (土)

静岡酒蔵訪問

少し前の話になるのですが、3月中旬、赤坂の酒販店さんの主催で静岡の酒蔵を訪問いたしました。
日本酒に詳しい居酒屋さん9名、日本酒ジャーナリスト、ワインの専門家、フードコーディネーターさんなど、総勢15名でのツアーです。訪問先は沼津「白隠正宗」藤枝「喜久酔」の2蔵です。

当日は朝9時、渋谷よりバスで出発です。っがここで個人的な問題発生です。同行者のほとんどが初対面となるので名刺が必須なのですが・・・、店に忘れてしまいました。Nooooooo!結局早起きして、一度店まで取りに向かいました。幸い、出発地の渋谷は店とは比較的近いのでそう焦らずに名刺をゲット出来ました。
っで次なる難関は他の方との挨拶です。人見知りの僕としては出来れば話しかけてくれると嬉しいのですが・・・。現実はそう甘くなく、一部顔見知りのグループと僕のようなモジモジ君とが完全にバラけてしまっています。
ただ、今回僕にとってラッキーだったのは総勢15名に似合わずバスが豪華だった事。おそらく50人程度は乗れるでしょう。そして後部には宴会用のコの字型のラウンジがあったことです。
僕は最後の方に乗車したため、前方は既に埋まっており、必然的に後部へ。最後尾も着席済みなのでコの字型の横向きソファへ腰掛けました。このラウンジには僕を含めて3名が座りましたが、後の2名は顔見知りのようで早速会話が始まりました。僕はラウンジと言う空間をせこく使い、最後尾の2人と御挨拶、ファーストミッションクリアです。僕が無理やり会話に入り込んだのでお二人にはご迷惑をお掛けしたと思います。スミマセン・・・。

さてさて、バスは順調に進み、昼前には沼津へ到着、「白隠正宗」さんへお邪魔致しました。実はこの白隠正宗は余り印象に無い蔵でした。何となく火入れ熟成系でお燗酒のイメージ。何度か飲んだ事はあるのですが、そのイメージからか大分泥酔した、後半での経験なので記憶があやふやなんです。ただ、そう間違った感覚ではないんじゃないかとの思いはありました。

まずは蔵元から、蔵の歴史、蔵元の思いなどのご説明を受けた後、蔵内を案内していただきました。
まずは水。富士山系の伏流水だそうで蔵内でこんこんと湧き出ています。蔵で使用する水は全てこれで賄うそうで、それでも余る為、蔵に水道を隣接し近隣の方々にも提供しているようです。当日は10KM離れたお蕎麦屋さんも水を汲みに来ていらしていました。水自体は軟水だそうで、静岡県内では御殿場などの一部を除いて水は軟水だそうです。
次は精米機。自家精米機を持っている蔵は少ないので皆興味津々、しかも現存する精米機の中では遺跡級のレベルだそうで、開発元もデータを欲しがる物だそうです。僕はその辺はわからないので遠目で確認する程度でした。

その次は蒸器です。鉄製の釜でこれも中々珍しいタイプだとか。一般的にはアルミ製が多いそうですが、鉄製は高温に強いそうで急激に温度を上げられるのだとか。これも個人的には良く分からないのですが、利点が多いようです。その後、一通り蔵内を案内していただいたのですが、笑えたのは洗米機です。見た目、物凄く単純そうな機械に300万円・・・。流石に僕が造れるとは思いませんが、車より高いとは驚きです。蔵元曰く、量産出来る物ではないので必然的に高価にになると・・・、いや、充分に理解出来るんですけど・・・、金額とのミスマッチが・・・。大変ですね。

最後に、待ってました!試飲タイムです。純米から始まり、純吟、本醸造、雄町、変わり種の「小汲み水」と愉しませていただきました。率直な感想は柔らかい!!です。今までの経験上、蔵元で飲む酒は普段より数段美味しく感じるのですが、それを差し引いても想像以上に柔らかく美味しかったです。自分の持っていた先入観は完全に間違いでした。
まず、最初の純米からやられてしまいました。今年の火入れなので若さが充分にある中で、穏やかに、そしてシッカリと酸が息づいているので米の旨みを上手に吸収してくれるのです。試飲全体で感じたのですが、酸がしっかりしているので熟成に耐えられ、更に味わい的にも将来的にお燗が非常に美味しい予感がします。実際、本醸造や山廃、小汲み水はお燗で好パフォーマンスを演じていました。
「小汲み水」皆さん気になるんじゃないでしょうか?僕自身、初耳でした。蔵元が昔の文献を調べていた所、江戸時代などでは酒を醸造する際に使用する水が現在よりは3割程少なかったそうです。その分味が濃くなったそうなのですが、昔は酒屋が勝手に割り水して酒を販売した為、味の濃い酒が良い酒という定義が存在し、蔵元も必然的に濃いお酒を造る必要性があったそうです。
ここに注目した蔵元が、割り水燗を前提とした酒を造ろうと試みたのです。実際、水を加えた酒を飲んでみましたが、アルコールが薄いのでスッと入る割には味わいがシッカリしています。なるほど!!っと感じました。

あっという間に時間が経ってしまい、次なる目的地へと向かうことになったのですが、ここで最後の我がままを蔵元にお願いしちゃいました。
当日は連休最終日で帰路に大渋滞が予想される為、バスでの所要時間が長くなると判断。幸い座席後部にラウンジもあるので打ち上げは中止で、そこで宴会をしてしまおうと・・・。必然的に・・・お酒を分けて貰えますか?との失礼なお願いを・・・。しかし、蔵元は太っ腹!!抜栓した物なんで全部どうぞっと。ホントですか?ありがとうございます!!感謝です。
っで頂いたお酒6升弱・・・飲み切れるのでしょうか?試飲とは言え真昼間、更に次も控えているので皆さんホントに一口ずつしか飲まないんです。まぁ泥酔して次行けないですもんね。結果、大量にお酒を頂いてしまいました。そしてこれが後々役に立つんです。

「白隠正宗」様、どうもありがとうございました。

では、「喜久酔」に向けて出発!と言いたい所ですが、既に長文・・・。続きは近日中にアップいたします。なかなか簡潔にはいかない物ですね。
飲むための言い訳ではありませんよ・・・。ホントに。

それでは皆さんおやすみなさい。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://cms.blog.gnavi.co.jp/t/trackback/567829/28562519

静岡酒蔵訪問を参照しているブログ:

コメント

ご無沙汰です(^-^。

こういうツアー、よいですね(^o^。

自分で行くと、運転するから試飲もできないし...。

たくさん書き込んでいくと、だんだん簡潔に書けるようになりますよ、きっと(^-^。

のぞえさん、こちらこそご無沙汰です。

楽しいツアーでした。後日アップする予定ですが、
帰りは大渋滞に巻き込まれ大変だったのですが、
これまた延々と酒盛りが続きある意味良かったのかも・・・

という嬉しい形でした。

文章はまだまだですね。
今後ともヨロシクお願いします。

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

久高 のサービス一覧

久高