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飲む食うが大好きなメタボ店長です。お店で感じたことやどうしても書きたいことなどを綴って行きたいと思います。

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2010年6月

2010年6月26日 (土)

先取りの季節 2

毎晩、毎晩、ワールドカップで寝不足の日々です。どうしても興味が湧いてしまいブログを書く暇も無く・・・、更には珍しく酒を飲んで泥酔することも無く・・・。昨夜も日本の応援で明け方まで大フィーバーでした。完勝で大喜びですが、暇な日がまた一日増え(来週火曜)・・・、売上げ大丈夫か?

っで楽しみにしていたスペイン×チリ戦が民法放送なしの模様。何故なんだ?NHKはウィンブルドン!!ワールドカップやってくれ!!ほろ酔い気分から泥酔に突入いたします。悔し紛れに朝生流しながらブログ更新いたします。


それでは、
以前も書いた、季節の先取りがテーマです。今回は特に日本酒に焦点を当ててみます。

まずは今週より久高でも主力商品として扱い始めた「夏酒」から。

大前提として夏とは何時なのか?今年は未だ梅雨入りもせずどうなるかは不安だが、一般的には7月以降だろう。個人や地域によって細かいズレはあるだろうから6月中旬以降でもいいかも知れない。
では日本酒は?これも蔵元により千差万別なのだが、遅い所でも6月中旬には出荷が始まる。早い所だと5月1日からだ。「夏」という季節を謳う以上、季節遅れになるのは避けたい所だろう。秋には伝統の季節商品「ひやおろし」が出荷されるし、これまたフライング出荷気味なので気になるのは確かだと思います。ですが、あくまで「夏酒」である。味の設計も夏であるし、消費者も夏に飲みたいはずだ。
そもそも「夏酒」というカテゴリー自体、ここ1,2年で急激に市場に普及し始めた。当店では「宝剣」や「白岳仙」などは昔から夏酒を提案していたが、「三重錦」は最近、「開運」は昨年、「阿部勘」は今年からなど近年加速度的に提案酒が増えてきている。とは言え、夏酒には明確な定義がないのが現状です。主流はアルコール度数を下げてサッパリとのめるタイプ。次点が酸でスパッと余韻をきるタイプ。最後はとりあえずラベルだけ。濁りで爽快に、と言うタイプもあります。
アルコール度数を下げるタイプはただ薄めただけの物も多かったりと、まだカテゴリーとしては試行錯誤状態でしょう。

そんな夏酒ですが、一番重要なのはやはり季節感です。5月初旬に発売はナンセンスだと思いますし、6月初旬に既に売り切れと言うのもダメですね。前者だと「天青」や「白岳仙」、後者は昨年の「開運」や今年の「春霞(霞)」です。後者の売り切れは酒屋さんによりけりかも知れませんが、夏後半に余力を残して欲しいところです。
個人的にはフライング「ひやおろし」を恐れず、夏本番で勝負して欲しいです。実際、9月上旬なんて余程の事が無い限り、残暑が厳しいですし。各蔵、夏酒の設計は今後の課題だと思いますし、アピールは確立して欲しいと思います。ですが季節の前倒しはなるべく避けて、消費者が季節の酒を飲める環境を造って欲しいですね。
余談ですが「鍋島」の花見酒、2月下旬の発売です・・・。花見ですよ。もちろん美味しいんですが、季節が違いすぎますよね。粘ると売り切れるかも?っと言う不安や早く買いたいっという衝動。季節感さえ間違わなければ悩む必要もないんです。

タイムリーな酒こそタイムリーな時期に、蔵としてはリスクを伴うかもしれませんがこれこそが業界健全化に繋がると信じて苦言を呈します。

色々なアイディア、戦略はあって当然だと思います。「花見酒」や「春酒」、「夏酒」などの仕掛けは素晴らしいと感じますが、フライングなどの例外は無くし統一感を持って攻めた方が効果的なのでは?と感じます。

日本酒に限らず、何でもかんでも先取りの季節のこのご時世。商売も良いですが、日本が育んできた季節感も大切にしたいです。今回は日本酒をトピックにしましたが、野菜でも同様な事がありますし、考えさせられます。

今、ワールドカップをチェックしたらスペイン勝ってました。やっぱ強いですね。日本の上位進出がまた更に遠のきました・・・。

うーん、何となくですが不満は吐き散らせました。
後は皆様のご支援を!!決して戦略が上手とは言えませんが、日本酒業界頑張っております。「夏酒」も充実していますので是非是非口にしてみてください。新しい世界が広がるかもしれません。宜しくお願いします。

今晩はこれにて、おやすみなさい。

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