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飲む食うが大好きなメタボ店長です。お店で感じたことやどうしても書きたいことなどを綴って行きたいと思います。

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2010年3月20日 (土)

JAの集い 2010

先日、昨年も参加した、全国のJAが集まる、「食と農のかけはし」というイベントに参加してきました。前回は大分県の「院内柚子こしょう」という絶品に出会えた素晴らしいイベントです。

昨年は六本木ヒルズでの開催でしたが、今年は丸の内の東京国際フォーラムで開かれました。何となく前回よりも、スケールアップした印象を持ちました。

なにはともあれ、サクサクと行きましょう。
当日は色々な期待をしていたのですが、その中の一つに「美味しいお米に出会う事」っというテーマを持っていました。そしていざ出陣となったのですが、何となくハジから廻ろうと思い宮城のブースへ・・・一口目はキュウリです。ウマイ・・・とはいえ感動的ではありません。トマト、またまたウマイ・・・でも引き込まれる程では・・・。
最初に断っておきますが、当日口にしたものは全て美味しかったです。流石に自信作が出揃っていますのでハズレがありません。その中でも個人的に光る物を探しに来ました。
っで宮城のブースですが、トマトにウマイウマイと言っていたら、美味しいお米もっと・・・もしかしたら隣の県だったかもしれません。全然味がしません・・・。多分トマトのせいです。ほぼ無視してしまいました、申し訳ありません。っでこの時点で当初の目的のお米はとりあえず捨てました。

今回はトマトや柑橘などの主張が強いものが多く(特にトマト)廻る順番は重要でした。(結果論)

話は戻って、順を追って廻っていると最初に気になったのが神奈川です。キュウリが甘い!!味はキュウリなんですけど甘いんです。何だかシワシワっぽい感じがあるのですが、甘いんです。これにはビックリしました。そして「湘南ゴールド」ミカンのようなサイズのグレープフルーツと思っていただければよいでしょう。見た目が小さいのでレモンの様に酸っぱいのかとの印象がありますが、爽やかな甘みと心地よい酸がキレイにハモります。まだ生産が始まったばかりだそうで、正式に市場に出回るにはまだ2,3年はかかるようです。要チェックですね。

次は福岡の柿ワイン、香りは一瞬日本酒を連想させます。程よい甘みと酸があり酒だけで独走せず、食中酒には抜群です。値段などの細かいスペックをお聞きすると正式出荷は今秋で未定との事、早く決めてくれ!!!!っと思う位良かったです。
ちなみに、となりにあったイチゴワインは残念。香りも味も甘すぎます。イチゴで美味いのに出会った事がありません・・・。

そして次、当日の感動№1、徳島の「おむすび大根」です。きっかけはブースの人の関西らしい軽いノリで、この大根食べて下さい、的につまよう枝を差し出された事です。
フムフム・・・形状は通常の大根を上1/4程にカットしたような円筒型です。似顔絵の下地になりそうな位愛らしい形をしています。第一印象は甘い、です。生の大根らしからぬ単純な甘みが口に広がります。その後、大根の持つ酵素と言うべきか、らしい香りが余韻に伴います。全体のその流れが非常にイイんですね。かなり美味しいと思うのですが、心を打ったのはネーミングです。「おむすび大根」・・・おむすびです。見た目から連想できるんですよね・・・そして素朴、いいですね。
ちなみに現在のところ、生産農家は5軒だそうです。少なすぎです・・、これは市場に乗るのでしょうか?
そんな「おむすび大根」ですが衝動買いしてしまい、久高にも近日中に入荷致します。ぜひこの甘さを体感してみてください。

次の衝撃は香川のアスパラです。その名も「さぬきのめざめ」 デカイというか長いというか、見た事も無い規模のアスパラです。大きい物は総じて大味な物が多いのですが、このアスパラは違います。分けて頂いた物を焼いて食べてみたのですが、緻密な甘みが舌に広がります。正直驚きました。デカイだけではなく、美味しいのです。
これは間違いなく買いです。当日は細かいコミュニケーションを取れず、今後の商談は難しそうですが、これは買いです。努力してみます。マジでビックリしますよ。アスパラの規模を超えてますから・・・。まぁ、とりあえず仕入れて見せろってことですよね。

そして、衝撃というより営業トークに負けた一品。「朝倉さんしょう」です。兵庫県のブースからで、普段僕らが知る山椒とは一線を画す存在で、山椒らしい香りを残しながら刺激があまり強くない、という香辛料です。昨年お世話になったJA兵庫の方から、是非と勧められました。実際食してみると、山椒なんですが、口の中で暴れず香りがキレイに残ります。余韻に、というか後半に山椒の辛味、刺激が舌に残りますが、強烈なものではなく言葉通り正しく余韻です。ただ、流石は山椒。酸味が何となくですが2時間以上舌に残り続けました。
この朝倉山椒は煮物などの風味付けに最適と思われるので、今後、随時オンメニューしていきたいと思いますので宜しくお願いします。

それにしても楽しいですね。普段は日本酒の試飲会に行きなれているせいか、今回のような食材の展示会は逆にワクワクしてしまいました。一日中入り浸っていたかったです。

今回の成果は「おむすび大根」からですが、今後も「さぬきのめざめ」に限らず、新しい物、普通だからこそ美味しいものなど、色々と探求していきたいと思いますので楽しみにしていてください。

それでは今晩はこの辺で、おやすみなさい。


P.S.
実は昨晩に粗方今ブログを書き上げたのですが、酔いつぶれて途中で寝てしまいました。っで今晩、追加でまとめあげたのですが、「おむすび大根」今日入荷してしまいました・・・・。近日中・・・・上記のこの言葉はご愛嬌で・・・

2009年4月 6日 (月)

JAの集い 2

前回の続き


ぶらぶらしながらも気になるのはお世話になっている蔵元さんのある県。三重錦の三重県は・・・伊勢茶だけ・・・うーん、いや、伊勢茶は好きなんですけどよく飲むので個人的なインパクトに欠けてしまいます。伊勢ひじきとか伊賀牛とかあったらなぁ、なんて思うのですが両者とも僕の中ではスタンダードなんですよねぇ。
白岳仙の福井県にいたっては見当たりません。何か確執があるのでしょうか?
じゃぁ思い切って北から攻めますか・・・。と思い直したのですが北海道はピン!と来ず、っていうか1ヶ月も経った今、存在したのかも不安になってきます。結局「あづまみね」でお世話になっている岩手県へ。

岩手県のメインは牛肉の様でサイコロ型の物を焼いていたのだが僕は十穀米の方に目が行きました。何となく見たことある様なネーミング、「イーハトーブ」何なんでしょう?試食こそ無いもののとても惹かれました。ただ販売店を詳しく分からないとのことで少し落胆したのですが、1週間後、頻繁に訪れる吉祥寺JAにて同じ物を確認。ココにあったかと思うと同時にここで「イーハトーブ」を目にしていたんだな、と妙に納得してしまった。ちなみに全然関係ないですが、この吉祥寺JAでは国産(鹿児島産)の胡麻を購入できます。かなり高いですが国産の胡麻は中々無いので気になる方は覗いてみて下さい。胡麻好きな僕はおやつとして貪っています。(もちろん、たまにですよ・・・)

次は上喜元の山形、と思った所で自分の持ち時間の少なさに気付きました。という事で急に徘徊&突撃戦法に方法を変えました。最初に気になったのは広島。大長レモンってどんなだろうと。中尾醸造の「大長檸檬酒」にかつて感激を覚えた自分としては気になってしかたありません。訪れてみると何だか柑橘王国です。名称は失念してしまったが固有の柑橘を沢山抱えていて、そのどれもが美味しかった。手早く試食しながら大長レモンも食したのだが不覚にも味に記憶が無い。不覚・・・。


それから大分ブース。かぼすに惹かれた。実はこの日に先立つこと1週間前、個人的に大分県産の「かぼす100%果汁」を購入しがぶ飲みしていたことがきっかけなのですが、かぼすよりも柚子コショウに感激してしまいました。当店、普段より柚子コショウの使用機会が多いのですが、特に商品ごとの違いを重視していませんでした。もちろん添加物が入っているのは論外ですが地域ごとの特性や細かな産地に対してのこだわりはありませんでした。味にそれ程違いがあると思っていなかったのです。
ところが当日大分ブースで試食した「院内柚子コショウ」の香りに衝撃が走りました。鮮烈な柚子の香りがしたのです。辛さ(唐辛子)は差ほど強くなく、刺激好きには物足りないかも知れないのですが、香りの良さは格別です。噛んでみると果皮の感触が多いことに気付きます。きっとこれが香りの要因なのでしょう、旨い!直感がありました。近日中に当店の使用調味料になると思います。現在、細かな商談中ですので楽しみにしていてください。

っで、この柚子コショウですが赤柚子コショウって御存知ですか?青唐辛子の代わりに赤唐辛子を使用するのですが、見た目は非常に辛そうです。これも恐らく生産者によって味が大きく変わると思います。初めて食べたのは3年ほど前、知り合いに頂いたことがきっかけです。猛烈に辛く、それ故にハマッタ記憶があります。そして久し振りに昨冬、鍋に使おうと購入してみたのですが、これがまた違う味わい。辛いと言うより酸味が強い印象です。そう、「かんずり」に近い印象でしょうか?(これも偏った思い違いかもしれません。)面白いですね。

っとここで「かんずり」にまつわる恥ずかしい体験談を思い出してしまいました。書くべきかどうか悩んでしまいますが、もう言ってしまいましたしね、書いちゃいましょう。3年前(4年前?)のある冬、当店の冬の人気の野菜鍋を愉しんでいたお客様がいらっしゃいました。若い女性4人組での御来店で当店の野菜鍋に大変喜んでいらっしゃるように見えました。その日は少し忙しくバタバタしていたこともあって細かな気遣いを徹底しきれず(未熟ですね)鍋を提供してしばらくして、薬味の「かんずり」をお出ししていなかったことに気付きました。あっ!と思いながらも二つ程こなさなければならない仕事があり、やや慌て気味に行動したのを覚えています。マズイ、マズイという観念があったからでしょうか?お客様に「かんずり」をお出しした時に思わず「お好みでこのせんずりをお使い下さい」と言ってしまったのだ。何となく違和感を覚えながらも忙しかったのですぐに次の仕事に移り相変わらずバタバタしていまいした。その後時間にして2,3分程後でしょうか?何か引っかかりながらグラスを洗っていたときのこと、その言葉を思い出してしまったのです。血の気が引くというか、逆に真っ赤になるというのか、もうどっちだったのかわかりません。あぁっ!という呻きが心の中に響きました。ただでさえ忙しいのにもうパニックです。言ったよな、言ってないよな、と無駄な逡巡を繰り返しそのお客様に近づけません。後々思うと当のお客様の反応を見る限りは気付いていなかったのかもしれません。せんずりと言う言葉はまぁ男言葉ですから、女性グループには気付かれなかった可能性もあります。もっとも、気付いた上で大人の対応をしてくれたのかもしれませんが・・・。
今となっては確かめようが無いのですが、ともかくその日の僕の動揺は尋常じゃありませんでした。しばらく「かんずり」という言葉を聞きたくなくなったほどです。いやぁ恥ずかしかったです。

で大分ブースで柚子コショウに感動した後はうろ覚えなのですが、岐阜(滋賀?)のブースのドライトマトに惹かれました。当店スタッフには共感を得られなかったのですが(すみません、これもサンプル手に入れてしまいました)僕の求めるツマミの要素を満たしてるんですよね。室内の湿度がやや高めだった所為か陳列されていたドライトマトは気持ち水分を含んでいて食感や染み出る旨みのバランスが良くこれぞツマミなのです。
実際持ち帰ったサンプルは乾燥しすぎて口の中での戻りが悪かったと思います。ただ、開場でのイメージが強かったので絶品として推奨させて頂きます。

でここでタイムアウト。残念ながら引き上げ時です。もっともっと色々と見たかったのですが残念でなりません。来年もまた開催されることを期待します。

世の中には様々なイベントが開催されています。その中に有益なイベントも沢山存在するので出来る限りアンテナを張り出来る限り参加したい、と思うイベントとなりました。また一から歩み学んで生きたいと思います。

まだまだ、成長途中で未熟な人間ですが今後とも宜しくお願いします。

2008年8月 6日 (水)

なぜ糖質ゼロなのか?

最近と言うか、もう随分になるのか、カロリーオフ、糖質オフ、更にはカロリーゼロ、糖質ゼロ、などを謳う商品が跋扈している。

なんで?食事も飲み物もカロリーあって当たり前、もちろん糖分あって当たり前。ワザワザ減らす必要あるのだろうか?そもそも最近は健康志向で世論や市場は推移しているはず。幾らカロリーを気にするからって訳のわからない添加物だらけの物を口にするのはいかがな物かと思う。シッカリと成分を見て欲しい。アセルスファムK?アスパルテーム?デキストリン?なんだなんだ?聞いたこと無いけど・・・。大丈夫?

確か僕が中学生?もしかしたら小学生の頃。大塚製薬のポカリスエット「ステビア」が発売された。新商品として飛びついたのだが個人的にはイマイチでスグ飲まなくなった。ただし、その際「ステビア」って甘味料があることを知ったことを記憶している。それ以来、甘味料については気にして生きてきた。当初は「凄いやつがある」っていう「俺だけ知ってる感」で満足していた。(それもステビアだけ・・・)ただし、甘いのにカロリーが無いということには全く理解できないでいた。

次のステップは原材料に甘味料を探し始めたことだ。得意の「ステビア」を探す為に原材料ガン見が始まったのだ。「ステビア」しか興味が無かったこともあり自己満足も含め、大した納得を得られぬまま成人を迎えた次第だ。

ただし、癖で原材料を見る習慣が付いた影響でか、若しくは科学の進歩による物なのか二十歳を越えた頃から新しい甘味料が目に付くようになった。更には甘味料だけではなく、何だか解らない「カタカナ語」が溢れ始めた。これは単に年を取って観察力が優れた影響かもしれない。とにかく何これ?的な成分が増えたことは事実だ。

当時は気持ち悪いまま自分の味覚を頼りに取捨選択をしていたのだが、ネット普及が始まると共に自分なりの研究が出来るようになった。何だか怪しげな成分を摂取するのは気持ち悪いですよね。

とりあえず、趣味のアルコール論で・・・。
結果論で言えば糖質ゼロなどのアルコール飲料に対しては不快感以外の何者でもない。味覚だけで較べても希薄で奥行きの無い味で本質な訳が無い。だってビールでもサワーでも旨みは糖質でしょ?人工的に演出したって気持ち悪いじゃん。しかも飲んだら丸解りだし・・。糖質を抑えて旨みを残す!この技術を研究するなら旨いビールをもっと旨くする事にエネルギーを注いでほしい。

何がメタボで健康志向なのか?真剣に考えるなら運動すればよい。それが無理なら節制すれば良い。訳のわからない物を摂取するよりははるかにましなのだと思うのだが・・・。一説にはそういった添加物に対しての健康被害も報告されています。個人的立場から言えば、飲んで食って運動してくれれば飲食業は潤うと思っています。

安い発泡酒や雑酒を飲んでも潤うのはメーカー。メーカーも価格競争で厳しいのではないか?プレミアムモルツの様な高級路線と言うわけではないがビールを消費して現状を変えてはどうだろうか?一個人の力には限界があるが使うことによる経済の活性化+経験したことによる口コミ力はじわじわとパワーを溜めやがては強大な破壊力を有するのではないかと考える。

とにかく、広げる裾野の方向が間違っていると思うのだ。メタボを気にするお父さん!!「糖質オフ」の言葉に騙されたらダメですよ!「糖質ゼロ」でもシッカリ「アルコール」にカロリーがありますから。気にすべきは生活スタイル、食生活全般です。味の濃い物、肉食をなるべく控え、「飲んだら動け!」を実践してみましょう?僕が実践出来てませんが・・・・・(日々成長中です)

若者よ!!「もっと食え!そしてもっと飲め!」どうも若い世代の食事量は少ないと思うのだ。暴飲暴食は良くないが、もう少し食べた方が体に良さそうな気がする。食が細すぎるのも不健康だ。健康を謳う以上、「飲め」とは言えないが「飲んで」欲しい。体質にもよるので一概には言えないが、「酒は神が与えた麻薬」といっても過言?でもないかな?そして各地各種の造り手が技術を研鑽してより良い物を生み出している。そんな「贈り物」を愉しまないのは寂しいと思うのだ。

そんな「贈り物」に小賢しく糖質ゼロなどと誤魔化しのテクニックを磨くのではなく本質を追求して貰いたいと考える次第である。

2008年7月22日 (火)

野菜の進む道 2

前回の続き


話は一転、久高でもお世話になっている東京の農家達の場合。
東京といっても直接コミュニケーションを取っている農家は主に杉並区の農家だ。よって東京の農家達と総括するのは語弊があるかもしれないが、大規模な農園は数が少ないと思うのでまぁ、当たらずとも遠からず、かな。

まず、農地が狭い。大きいところでも学校の校庭程度の広さしかない。これが広い方なのかどうなのかは解りかねるが、はじめて見た時は正直「狭い」と感じたものだ。手作業での仕事なので当然と言えば当然の広さなのだが、農業だけでやっていけるのだろうか?心配になる。野菜の価格もスーパーなどに較べると格段に安いので1日の収入もそんなにないだろう。広い農家では親戚も含めて一家総出で働いている所もある。養えるのだろうか?救いは従事者に比較的若い方が多く、継続して農業を行える可能性が高いことだ。

価格について言えば、流通を通していないからなのか、形が悪くても販売するからなのか、一般に市販されている野菜よりもかなり安く売られている。そして景気による悪影響も受けにくい。購入者にしてみればとても嬉しいし、鮮度や味についても高品質なので満足度は限りなく満点だ。個人的にはもっと高くしても商品価値は十分保たれると思う。欠点は購入に際して激しい争奪戦があると言うこと。争奪戦という言葉は少し大袈裟かもしれないが、美味しい所ほどすぐ売り切れる。更に最近の物価急上昇の影響で新規参入者が増大し競争が激化しているのだ。

ここまでは東京農家の心配ばかりしてきたが、実は杞憂に過ぎない。農地を持っている時点で資産家と言うわけだ。農業収入以外に家賃収入などがある農家も多いのだ。本当かどうかは解らないのだが、余っている土地を農地にすると税金が安いのだそうだ。そんな中で真面目に農業に取り組んでいる人が多いのには正直驚かざるを得ない。「息子に食べさせる物には安全な物を」などの思いなどが垣間見えるが、そういったことがモチベーションの持続に繋がり、消費者の評価が上がっていくという好循環なのだろう。

とは言え、本来は農業のみで生計を立てるようにするのが正常な姿。根本的な野菜価格の上昇が健全な姿であり、生産者の生活改善や若い世代の就農者を増やす要因になるはずである。日本の食料自給率は先進国では断トツ最低の40%台だ。一説には実質自給率は20%台という報告もある。エネルギーも武力も食料も他者に依存しては国としての主権もおぼつかなくなるのではないだろうか?輸入野菜に高関税を掛ける等抜本的な改革をして日本の農業を守ってもらいたい物である。

また、消費者としては地産地消などの意識を高めるなど、また化学調味料などからの脱却を目指すなど食の本来あるべき姿を模索していくのも大切なのではないだろうか?他の意見もあるだろうが、僕はアミノ酸などの天才的な化学調味料が物価破壊や食文化の激変をもたらしたと感じている。もちろん、戦後の不況などを脱する画期的なアイテムでもあったのかもしれないのだが・・・。それでも、そろそろ本来の姿に戻るべき時が近づいたのかもしれない。

何だか、話が大きく脱線してしまった。とにかく野菜、引いては生産者の立場が向上するのが望ましいと思うのだ。これは漁業も同じ。確かに魚は高いと思う。それでも漁の過酷さは半端じゃない。当然の話じゃないだろうか。

今夜はそんな野菜をつまみながら酔っ払ってみます・・・。

乾杯。

2008年3月18日 (火)

有機野菜はウマイのか? 2

前回の続き

さて有機栽培がより自然の力による栽培法となれば、美味しく作る為には個々の農家の技術力や環境適応能力が重要になってくると思う。また農業に対する真摯さも必要だろう。ただし、有機栽培を選んでいる時点で、この真摯さはクリアしていると考えるのが自然だろう。中には売名行為で行う場合もあるだろうが、結局作業は大変なはずで継続する為にはそれなりの労力は必要なはずである。

で、表題の「有機野菜はウマイのか?」であるが、僕は美味しいと思う。それぞれの農家が手間を掛けて一生懸命作った野菜なのだからそりゃぁウマイですよ。味の優劣の差はセンスの差や鮮度の差だと思う。

鮮度で言えば、農家で買う>農協で買う>市場で買う>八百屋で買う>スーパーで買う>コンビニで買う、僕の中の図式はこんな感じ。
センスの違いは農家でしか判別出来ないだろうから、難しいですね。

とにかく、従来の僕のイメージとは違い有機野菜は素晴らしい物でした。今後は有機までは行かなくても生産者の見えるスタイルがより求められる時代になると思います。必然的に国産の商品がクローズアップされて行くと思いますが、この流れは日本の食料自給率の向上に繋がるはずです。資源力の無い日本ですから、食料だけでも自前で確保したいですよね。

原料高で大変だと思いますが、農家の皆さんには是非頑張ってもらいたいと思います。

2008年3月 8日 (土)

有機野菜はウマイのか? 1

昨今は食品の偽装問題や添加物に対する関心の高まり、メタボリックの流行など健康や安心に対しての消費者のニーズは日々高まっている。食品の場合、国産に対する信頼感の増加があり、更に野菜で言えば有機野菜や無農薬野菜などが注目され、また産地の表示はもとより生産者の名前や写真などを表示した商品も多く見られるようになった。消費者に対してより安心感を与える為なのだと思う。

今日はその中でも有機野菜に注目してみたい。
そもそも有機野菜とは何なのだろう。僕自身もイマイチ良く理解していなかい。僕のイメージでは有機野菜とは全く農薬などを使わない野菜だと思っているのだが、無農薬野菜との違いは明確には出来なかった。また巷で跋扈している有機野菜は偽者ではないのかとも勘繰っていた。何故なら、僕自身の農家とのコミュニケーションでは完全に農薬をシャットダウンして作ることは不可能だと聞いていたからだ。(この言葉の裏に僕は彼らが世間の有機野菜や無農薬野菜を否定している様に聞こえた)

更に普段彼らより購入する野菜は、確実にそれらの有機野菜等より美味しいので僕自身の中では、有機野菜はデタラメという思いを払拭出来ずにいた。

そこで、有機野菜について調べてみることにした。今はネットの普及により調べるのは非常に簡単だ。

有機野菜とは化学肥料や化学農薬を使わないことを言うらしい。自然界の遺品であれば使用することは良いそうだ。例えば昔で言う肥溜めなどの使用だ。農林水産省の規定で使用してよい農薬や肥料などが多数決められているのだが、実際そのリストを見てもチンプンカンプンで、正直「安全なのかどうか」の判断は出来なかった。

また、有機野菜と名乗る為には土造りも大変重要な要素になるようで、無化学肥料による栽培を平均すると2~3年続けなければならないようだ。残留農薬のない土本来の力が大切らしい。そういえば久高の契約農家も土造りには非常にこだわっているのを感じる。(もしかしたら単に有機野菜に関する知識が農家にないのでは?非常に真面目な農家で毎日美味しい野菜を届けてくれる優しい方なんです。)土の力って言われるとなーんかピンときません?美味しそうですよね。

上記の有機野菜が無農薬野菜などと決定的に違うのは土なのです。無農薬野菜を名乗っていても前年度に大量に農薬や化学肥料を使用していた可能性があるわけだ。無農薬野菜とはその年の作りにのみ反映される言葉のようだ。とは言え真面目に取り組もうと思わない限りは、無農薬にしようと思うわけはないと思うので信頼度の点では有機に劣るものの評価出来る指標となるのは確かだと思います。

次回に続く

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